熊本港湾空港工事事務書について
熊本県は、九州中央部に位置し、東西143km、南北127km、面積7408平方kmで、福岡、大分、宮崎及び鹿児島の四県と接し、さらには有明海をはさんで長崎県と向かい合っており、古くから海陸交通の要衝として、また、九州における政治、経済、文化の中心地として重要な役割を果たしています。
海岸線は、県中央部から西側に突出した宇土半島により有明海と八代海に別れ、半島に連なる天草諸島西側は、天草灘に面しています。
工事事務所は、昭和23年に八代港工事事務所として八代市に設置され、八代港、本渡瀬戸航路、熊本空港の整備を行ってきました。
また、難工事であった水俣湾公害防止対策工事については、熊本県からの受託工事として、昭和51年度から13年間実施しました。
その後、昭和64年1月には、熊本港工事事務所(現在は熊本港湾空港工事事務所)に名称変更し、現在は、熊本市の本事務所、八代事務所、熊本空港分室の職員39名により熊本県内の港湾および空港における国直轄事業の整備を担当しています。