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(2) 農産品を中心とする県産品の大都市圏向け輸送システム

1] 現状と最近の動向

・農産品をはじめとする宮崎県の主要な県産品は、九州域内のほか、関西、関東、中京の大都市圏を主要な出荷先としており、これらの地域では3日目販売となっている。

・個別の農協(単協)ごとに出荷されるため、小ロットで1台のトラックが複数の卸売市場もしくは小売業者の物流拠点等に配送する形態を取ることが多く、関東向けは3日目販売でも輸送時間は非常にタイトである。

・このため、2001年度以降、大型トラックにスピードリミッターの装着が義務づけられると、現状の出荷体制のままでは、関東向けに3日目販売できなくなる可能性がある。

・1998年度に広域集配送センターが整備され、宮崎市周辺からの出荷は集約化が進んでいる。

 

2]物流システムの概略

・現状および目指すべき物流システム実現後のイメージを図6-1-3に示す。

 

図6-1-3 想定される物流の変化(農産品を中心とする県産品の大都市圏向け輸送システム)

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