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(5) 九州の港湾間での競争の激化

○九州の港湾においては、外貿定期航路の開設が進み、港湾間の貨物確保競争が激化

九州圏内の港湾においては、近年、外貿定期コンテナ航路の開設が相次いでおり、限られた需要に対する港湾間の競争が激化している。

 

表3-6-1 九州における外貿定期コンテナ航路の開設状況

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資料)日本海事新聞等より三和総合研究所作成

(6) 海運輸送利用を増加させている潜在荷主の存在とポートセールス充実の必要性

○近年海運利用による輸入を増加させている宮崎県の荷主の中には、他県港湾を利用している企業が存在

近年、海外からの輸入は増え続けており、今後も増加することが見込まれている。そうした中、量販店やメーカーの中には、自社で大量に買い付けを行っている企業もあり、その場合に海運輸送が利用されているケースも多い。

こうした企業の中には、宮崎県内に本社を置いているにも関わらず、他県港湾からのポートセールスを受けて他県港湾を利用している例もみられる。

細島港の潜在的利用者であるこうした企業を発掘し、積極的にポートセールスを展開することが必要である。

 

 

 

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