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4] 細島港へのアクセス道路の整備

宮崎県内をはじめとする南九州各地における細島港利用時の利便性を向上させるため、高規格幹線道路およびそのICから細島港までのアクセス道路、主要一般道のバイパス整備等を推進する。

■対象地域

南九州全域(特に東九州自動車道延岡〜西都間)

■推進主体

宮崎県、国土交通省、日本道路公団が連携して行う。

 

5] 潜在的ユーザーに対するポートセールス

南九州に立地する貿易業者(製造業、卸売業、小売業、建設業等)のコンテナ貨物の輸出・輸入両面における細島港利用を促進するため、ポートセールスセミナーの開催やミッション派遣等を行う。その際には、特に南九州以外に本社を持つ企業の本社に対する活動に重点を置く。

また、細島港利用のメリットを確認するため、初めて細島港を利用する貨物に対するモニター制度を設置し、利用コストの一部を助成するとともに、細島港利用の効果・改善が求められる問題点等についての情報収集を行うことを検討する。

■対象地域

南九州全域(企業本社については全国)

■推進主体

宮崎県ポートセールス協議会、宮崎県、海貨業者等が連携して行う。

 

(6) 各港湾の役割分担に対応したその他の方策

1] 油津港、宮崎港等におけるコンテナデポ機能の整備

県内各地の輸出入コンテナ貨物の細島港利用を促進するため、油津港、宮崎港等において、その周辺に立地する貿易業者がコンテナ貨物の荷捌き・通関等を行えるようなデポ機能の整備について、需要動向を見極めつつ、検討する。具体的には、コンテナの取扱いに対応した保税上屋・倉庫の整備、コンテナ輸送用のシャーシ(トレーラー)・トラクタ(牽引車)の配備等が想定される。

■対象地域

油津港、宮崎港等

■推進主体

宮崎県、海貨業者、税関等が連携して行う。

 

 

 

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