D社:「宿泊施設の拡充」「飛行機の増便」「空港から観光スポットまでのアクセスの充実」「自然体験等オプショナルツアーの充実」
E社:「宿泊施設の充実」「アクセス条件の改善」
F社:航空便の座席数確保(旅行代理店としての)が難しいため、便数増加と安価な運賃設定が必要である。増便や安価な運賃設定には、需要拡大という命題がついてくるが、この2つの要素が奄美大島の入込み客増加のキーポイントである。ビジネス等の生活路線の要素が大きいため、旅行代理店が確保できる座席数は限られる。一般的にも空路の需要は、まだまだビジネス用が主流で観光は2番目である。
G社:種子島、屋久島は「神秘の島、山の魅力、杉」等があり広い年齢層に支持されている。
沖縄、与論は、修学旅行もあり、これも年齢を問わない。
これらに比べ、奄美は夏のシーズンのみ、若い人に限られ、ビーチ・ダイビングが中心となる。
まずは足の充実が先決。現在の航空路線は、飛行機の定員が少なすぎる。客の数を押さえないとツアーを組めない。JASに申し込んでも断られることが多い。
特に関東、関西からは航空路線の充実が必要。
冬にあたたかいことを売りにした商品ができてもよい。これもアクセスの充実を前提としてである。
H社:まずは奄美大島の知名度アップが必要。沖縄はマスコミでとり上げられることが多い。奄美はあまりマスコミにとりあげられない。
I社:まずは、奄美大島のイメージアップが必要。若い人にターゲットをしぼった知名度アップを図る。
沖縄はリゾートのイメージが定着した。サンゴ、海は、奄美が沖縄よりきれいである。マングローブなどの自然をもっとアピールすべきだ。「ホテル」がきたない、エアコンは塩風でサビついている。ロッジ、ペンションなど若い人向きの施設を充実させる。
3. 「加計呂麻」の観光地としてのポテンシャル
加計呂麻島の観光地としてのポテンシャルについては、加計呂麻についての情報が不足しているため、「判断しかねる」という意見が大半である。
F社:加計呂麻については、自然が豊富という点では魅力があると思うが、沖縄などと比べると全般的に劣る。