《アンケート調査結果》
*優先席の確保等
・シルバー優先席等の確保(有川町、社協(高齢者))
・障害者優先席の設置(小値賀町、身障連)
・座席指定(郷ノ浦町、身障連)
・車いす用スペースの設置(石田町、身障連)
・乗客が多い時等、トイレに近い場所にシルバー席を確保してもらえれば、後から乗った人も安心できると思います。(宇久町、社協(高齢者))
*救急室の設置
・内部障害者などのための、救急時における船室の設置(若松町、身障連)
*トイレの改善
・ほとんどの船舶のトイレが車いすでの使用ができず、がまんするのが大変だと思うと外出がおっくうになるとのことです。(上五島町、社協(身障者))
・船舶のバリアフリーは全くなされていない。改善すべきである。トイレは必ず和式であり、洋式を設置すべきだ。(崎戸町、社協(身障者))
・洋式トイレ(車いす用トイレ含む)の設置他(若松町、身障連)
*係員の対応など
・船内で眠っている人が多く、話しかけにくい。係員に声をかけたくても、どこにいるのかがわからず、探さないといけない。(上対馬町、社協(身障者))
《ヒアリング調査結果》
*車両甲板とデッキとの階層が異なる場合、車いす利用者は移動できずに車内に留まることがある。
・フェリーの場合、車両甲板よりもデッキや客室が上層階にある。これら諸施設までの階段を利用することができないため、結局乗船後も車内にとどまらざるを得ず、エンジンを切り、空調やエアコンのない状態で下船まで我慢することになる。
*車いす利用者が船内で単独で移動できるよう通路は一定の幅員確保が必要
*トイレは高齢者・身障者にとって重要。洋式設置の要望が大
*車いす利用者にはトイレの入り口・室内スペースの確保および段差の解消が課題
*歩行不自由者には、トイレの室内に手すりが必要
*船内は音声放送が聞こえにくい場所が多く、視覚障害者の居場所は限定的
*聾唖者に対する文字情報の提供
*優先席の設置
*シートのサイズの配慮