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2] 乗下船時の施設等

■高齢者・身障者ともに「段差の解消」「優先乗船」「ひさしの設置」「係員の介助」が多く、身障者のほうがバリアフリー化に対する要望は多様かつ強い。

高齢者についてみると、「1.段差の解消(18件)」が最も多く、次いで「8.優先乗船の実施(15件)」「3.ひさしの設置(13件)」「9.係員の介助(12件)」となっている。

身障者についても、上記4項目に対する要望が多い。また、各選択肢に対する回答数は、いずれも身障者のほうが多く、それぞれ24件、20件、17件、17件となっている。このほか、身障者からは、「4.すべりにくい床材の使用」「6.視覚情報の提供・改善」「7.聴覚情報の提供・改善」など、歩行、聴覚、視覚などそれぞれの障害に対するバリアフリー化への対応が指摘されており、その数も多い。

団体別にみると、高齢者(老人クラブ)については、他の3団体と比較してバリアフリー化への要望は強くない。

 

図4-3-2 乗下船時の施設等の改善点(複数回答)

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