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3] 港湾乗り入れ路線の現状

■航路とのダイヤ接続はほとんどの路線で行われている

ここでは、乗り合いバス路線のうち、港湾の旅客船ターミナルに乗り入れている路線、もしくはこれに近接したバス停を経由する路線を「対象路線」とし、バス事業と航路との接続状況について整理する。

バスの発着所と港湾との距離についてみると、印通寺港、芦辺港に発着するバスが港湾から約200mの距離があるが、ほとんどのバスが港湾内に乗り入れている。

1日あたりの運行便数をみると、最も多い島原-諫早間や、佐世保-平戸間等の本土側のバスとともに、中通島の有川-奈良尾間でも50本以上運行しているが、1日あたり10本以下の路線が半分以上を占めている。また、「対象路線」のうち、本土側の8路線を除く大部分で航路とのダイヤ接続が行われている。

 

表3-4-1 「対象路線」の概要

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