3] 佐世保港における状況
■佐世保港では県のマニュアルに沿ってバリアフリー化改造工事を実施
鯨瀬ターミナルビルは、「長崎県福祉のまちづくり条例施設整備マニュアル」に沿って、完成後に改造され、バリアフリー化への対応が進められている。
相浦市営桟橋待合所は1995年に立て替えられたが、1999年に後付けする形でバリアフリー化に対応している。なお、2階はあまり利用されていないものの、エレベーターやエスカレーターは設置していない。
ボーディングブリッジは設置されておらず、すべてタラップ等により乗降している。
資料) 佐世保市港湾部資料より三和総合研究所作成
4] その他の港湾における状況
■離島の主要港湾でもボーディングブリッジ、エレベーター、身障者用トイレ等を設置
厳原港、福江港、島原港、郷ノ浦港の4港における乗船方法、エレベーター・身障者用トイレ・点字ブロック等の設置状況は表3-3-4に示すとおりである。
4港のうち、ボーディングブリッジは福江港を除く3港に設置されているが、このうち厳原港にはエレベーターが設置されていない。また、島原港では、エレベーターは設置されているが、その後に数段の階段が存在している。