6] オーストラリア
東部と南部オーストラリアとタスマニアの海岸線にはMacrocystisが生育しており、アルギン酸の原料として、採集されている。紅藻では、特にGracilaria verrucosaが低潮線などで生育している。
7] 南アメリカ
Macrocystisはペルーからマゼラン海峡まで分布している。重要な褐藻では、Durvillea antarctiaとD. harveyi(おそらくニュージーランドのD. caepestipesと同一種と思われる)が低潮線付近に生育している。紅藻では、Porphyra umbilicalicalisやRhodymeniaの2種が生育している。
フォークランド諸島、チリの海岸線やホーン岬周辺ではMacrocystisに加えてLessoniaが低潮線下に生育している。
8] カリブ海
カリブ海の諸国ではEucheuma、Ulva、Gracilaria、Codiumが食べられている。
9] 南アフリカ
産業上重要な紅藻では、Gelidnium、Hypnea、Gracilaria、Suhriaがある。Porphyra capensisは西海岸でみられる。南アフリカの北ケープタウン西岸ではMacrocystisの広大な群落がみられる。その他にはLaminaria pallida、Ecklonia maximaが生育している。