宮城県知事 浅野史郎
このたび、第41回都道府県対抗なぎなた大会が、第56回国民体育大会なぎなた競技リハーサル大会として盛大に開催されますことは、誠に喜ばしく、心からお祝いを申し上げます。
また、全国各地から御参加の選手・役員の皆様には、ようこそ宮城県へお越しくださいました。県民を代表して、心から歓迎申し上げます。
宮城県では、21世紀幕開けの記念すべき西暦2001年に、第56回国民体育大会「新世紀・みやぎ国体」を開催いたします。「いいね!その汗、その笑顔」のスローガンのもと、美しい風土とあふれる人情味を生かし、宮城の英知と活力を結集した21世紀の幕開けにふさわしい国体として開催できるよう、特に、誰にでも優しい会場づくり、快適サービスの提供、障害者や高齢者等の参加機会の提供を柱とした「バリアフリー国体の実現」を目指し、全力で取り組んでいるところでございます。
こうした中、本大会が開催されますことは、「新世紀・みやぎ国体」成功への大きなステップになるとともに、本県におけるなぎなた競技の普及、振興を図る上で誠に意義深く、その成果に大きな期待を寄せています。
選手の皆様には、郷土の代表として、日頃鍛えた力と技を思う存分発揮され、栄えある栄冠を目指して競技していただきたいと思います。また、この機会に宮城の伝統文化や豊かな自然を満喫していただき、県民との様々なふれあいを通して交流を深めていただければ誠に幸いです。
終わりに、本大会の開催にあたり、御尽力くださいました関係各位に対して深く敬意を表しますとともに、皆様の御活躍と本大会の御成功を祈念申し上げまして、祝辞といたします。