a)観察会
・毎月第1日曜日に植物・昆虫・鳥・プランクトン・遺跡などを対象として行う。
・毎週土曜日午前中にミニ観察会「シエラカップの会」開催
b)「里山さわやか隊」
・月2回、日曜目の午前中に環境保全作業を実施している。
・休耕田、畦、雑木林の観察路等の草刈り作業
・大池から流れ出る小川の整備
・オニバス復元のためのハス・ヒシの刈り取り、里親からの移植
・看板の設置
c)その他
調査事業、研究会・プロジェクト、出版活動、イベントへの参加、渉外活動等
3] 取材結果
a. 里山ふれあい農園
減反休耕田を借地し、ナス、カボチャ、ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、ゴマ等を市民参加で栽培している。開園前の休耕田は、乾燥化しササや草が生い茂っていたほど荒れていたという。視察時にはトウモロコシが実っていた。
b. 田んぼ塾(1999年から開始)
減反休耕田(20ha)を借地し、田んぼの復元と体験学習の場としている。水田内には稲の見本園(古代米を主に11種)、稲文字(稲を「サシバの里」の文字状に植えている)等もある。生産物は海外援助米としている。
c. 谷津田米オーナー制度(1999年から開始)
栽培農家に水田耕作を続けてもらう手段として、「サシバの里宍塚米」として生産米のオーナーを募集している。募集数は150口。オーナーの出資金は、一口精米5?sの場合4,000円(内訳は、玄米2,000円+精米料500円+包装、郵送料1,200円+諸経費300円)、一口玄米5?sの場合3,500円。ただし、栽培農家に一定の収入を保証するため、生産量が10a当たり400?sに満たない場合は、配当減になる。オリジナルのサシバの絵と文字を印刷した米袋が用意されていた。
d. 縄文の森(上高津貝塚西側に位置する雑木林)
雑木林の下草刈り、間伐、炭焼き、キノコ栽培等を季節に応じて実施。