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農地は市街化区域内にすべて存在する。その面積は平成7年(農業センサス資料)によれば、9,691aすなわち100ha弱、市総面積の8%弱(市街化区域内、すなわち「狭山近郊緑地」を除いた農地占有率は約10%)という小規模になっている。しかし、人口が急増しつつある昭和41年段階で農地は35,975a(約360ha)あり市域の26%が農地(「狭山近郊緑地」を除いた農地占有率は36%が農地)、市制施行の昭和45年には28,911a(約290ha)で市域の約21.4%(「狭山近郊緑地」を除いた農地占有率は29%)と、比較的高い水準を保っていたが、その後の四半世紀の間農地の減少は激しいものであった。平成7年で9,691a(約96ha)で市面積の約7.1%、平成10年には宅地化された土地は41%を超えた。東大和市域の生産緑地指定をうける農地の分布状況(平成10年9月現在)を参考に図II-2-3に掲示したが、農地の散在小規模化は諫めない状況にある。

 

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図II-2-3 生産緑地指定地域の分布(東大和市の例)

(出典:東大和市発行『市勢資料'98―図表で見る東大和』)

 

 

 

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