( ) 3. 2軸船では右舷側のプロペラは左回り、左舷側のプロペラは左回りで、これを内回りといい、一般的に採用されている。
( ) 4. ハイスキユープロペラは通常プロペラに比較して、推進性能は前進時においてスキュー角にほとんど影響されず、採用されている。プロペラのキャビテーション性能にも優れているので、高速船のプロペラとしても向いている。
( ) 5. プロペラキャビテーション現象は、プロペラ回転したとき、水面から空気を吸い込み船速が急激に低下したり、回転数が急激に上昇したりして、プロペラの効率が低下したりする現象である。
問3-3-24
次の文章はプロペラについて述べたものです。正しいものに〇、誤っているものに×を付けなさい。
( ) 1. プロペラピッチとは、プロペラの羽根の捩じれ角度によってプロペラの1回転で進む理論上の距離を言う。
( ) 2. プロペラピッチ比とは、プロペラ直径をプロペラピッチで割ったものである。
( ) 3. プロペラ回転方向は船が前進している時船首尾側から船尾側を見てプロペラが時計の針と同じ方向に廻っているものを左廻りと言う。
( ) 4. 羽根前進面とは、プロペラはねの前進時にスラストを受ける面を言う。プロペラを船に装備した場合、その船尾側の羽根の面が前進面である。
( ) 5. プロペラが重い、軽いと一般に言われるが、船が就航後の船体の汚損、主機関の汚損、プロペラの汚損など経時劣化によって主機関の同一出力に対して回転数が低下し主機関の負荷が過多になる現象をプロペラが重い(トルクリッチ)と言う。
問3-3-25
プロペラについて記述したものである。正しいものには〇、誤っているものには×をつけなさい。
( ) 1. プロペラの前進面とは、プロペラが回転し前進時にスラストを受ける面を言う。
( ) 2. ハイスキュープロペラとは、スキユー角30度以上のプロペラのことを言う。
( ) 3. プロペラの鳴音であるか否かの判断は、アイドル回転から100%回転まで異音が出ていることが判断できる。