問3-3-15
船尾管軸封装置について記述したものである。正しいものには○、誤っているものには×をつけなさい。
( ) 1. 軸封装置のグランドパッキン方式は、プロペラ軸の複雑な振動にも対応でき漏水は無い。
( ) 2. 現在一般に使用されている端面シール方式の軸封装置には、シールリング交換時のための緊急用シールを装備しているので、常用シールが破損した時緊急シールを使い運航出来る。
( ) 3. 油潤滑軸受のリップシール式は、一般的には船尾側に3〜4本、船首側に2本のシールリングが装備されている。
( ) 4. 油潤滑軸受の封水・封油用に使われているリップシールリングの材質はゴムであるが、このゴム材質はNBRが主であったが、最近はバイトンが多く使われている。
( ) 5. 端面シール方式は、シール装置部のプロペラ軸スリープに防蝕塗料を塗布しないと電気的腐食を起こすことがある。
問3-3-16
次の文章は船尾管軸封装置について述べたものです。正しいものに○印を、間違っているものには×印を( )内につけなさい。
( ) 1. グランドパッキン方式のパツキンはラミー、フラックス、コットンなどにグリースを含浸させたもの以外は使用されない。
( ) 2. パッキンの共回りはグランドパッキンからの海水漏洩につながるのでパッキン寸法は慎重に決める必要がある。
( ) 3. パッキンは海水が漏れないように強く締める必要がある。
( ) 4. 端面シール方式では密封摺動材として天然ゴムを使用している。
( ) 5. 油潤滑軸受の封水装置としては端面シール方式は採用されない。