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( ) 2. リグナムバイタは、自己潤滑性があるので船尾管への注水は不要である。

( ) 3. 水循環の船尾管の軸受け支面材には、合成ゴム・リグナムバイタ・合成樹脂がよく使れる。

( ) 4. ゴム軸受は、プロペラ軸回転数が高い時、軸とゴム軸受との摩擦係数は小さい

( ) 5. 油潤滑軸受けのホワイトメタルは、軸受性能が優れているので多少芯出しが悪くて片方当たりしていても間題はない。

 

問3-3-13

次の文章は船尾管のリグナムバイタ軸受について述べたものです。正しいものに○印を、間違っているものには×印を( )内につけなさい。

( ) 1. リグナムバイタはヨーロッパに成育する自然木で自己潤滑性に優れた軸受材である。

( ) 2. リグナムバイタは海水に浸漬すると膨潤するので、装てん時、半径方向の伸び代を考慮する必要かある。

( ) 3. リグナムバイタに含有されている樹脂分は温度の影響を受けやすいので、船尾管へは積極的に給水する必要かある。

( ) 4. 軸受の下半分には変形の多い木口材を使用する。

( ) 5. 軸受の上半分は大きな軸受荷垂か作用しないので板目材を使用してもよい。

 

問3-3-14

船尾管軸封装置のグランドパッキン方式について記述したものである。正しいものには○、誤っているものには×をつけなさい。

( ) 1. グランドパッキン方式のパッキンは、一本のものを軸外周に4〜5巻きすれば良い。

( ) 2. グランドパッキン方式は、軸とパッキンが直接摺動するため、パッキンの装てん方法が悪いと、海水の漏洩を防ぐためパッキングランドを締め付けるため発熱することがある。

( ) 3. グランドパッキン方式の封水能力は、パッキン箱に対し適正なパッキンサイズを選定し一本一本丁寧に装てんするなどの注意が必要である。

( ) 4. グランドパッキン方式のパッキンは、1本ずつ丁寧に押し込み、切り口と切り口をずらし、パッキン呼び寸法合計の5%程度締め込んだ状態で運転を始めると良い。

( ) 5. グランドパッキン方式の軸封装置は、海水の漏洩がないようにパッキングランドを締め付けることが重要である。

 

 

 

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