問3-3-10
次の文章は海水潤滑式船尾管軸受の第1種プロペラ軸について述べたものです。正しいものに○印を、間違っているものには×印を( )内につけなさい。
( ) 1. 全通青銅スリーブを装備したプロペラ軸
( ) 2. 船舶機関規則で承認した耐食性材料で製造されたプロペラ軸
( ) 3. 分装スリーブでその間をJGで認定されていないFRPで保護したプロペラ軸
( ) 4. 分装スリーブでその間をゴム巻きで保護したプロペラ軸
( ) 5. 分装スリーブでその間を保護していないプロペラ軸
問3-3-11
次の文章は船尾管軸受け及び軸封装置について述べたものである。正しいものには○、誤っているものには×を( )内に記入しなさい。
( ) 1. 海水潤滑軸受けの支面材がリグナムバイタの場合、海水に浸漬すると膨潤するので、装てん時、長手方向(軸方向)の伸び代を軸受け全長の5%程度見込む必要がある。
( ) 2. 船尾管の軸受け支面材には、油潤滑軸受けの場合ホワイトメタル軸受け・樹脂軸受けを、海水潤滑軸受けの場合リグナムバイタ軸受け・ゴム軸受けを主に採用している。
( ) 3. 海水潤滑ゴム軸受けの場合、ゴム軸受けは軸の周速が高い時、摩擦係数が小さいため、動力損失が少ない。また耐摩耗性に優れているが、軸受け部への冷却水の注水は十分行う必要がある。
( ) 4. 油潤滑軸受けの封水封油装置には、油漏れ及び海水の侵入に対して信頼性が高い端面シール方式が適している。
( ) 5. 海水潤滑軸受けでグランドパッキン方式の場合、適当な海水の漏洩量になるようにパッキングランドを締めると最適な軸封水装置となるが、パッキンの締めすぎによるプロペラ軸スリーブの異常摩耗の発生は避けがたい。
問3-3-12
船尾管軸受けについて記述したものである。正しいものには○、誤っているものには×をつけなさい。
( ) 1. リグナムバイタは、合成樹脂材で海水に浸漬すると膨張するので、船尾管に装てん時長手方向の伸び代を見る必要がある。