( ) 3. プロペラピッチとは、プロペラ羽根のねじれ角度によってプロペラの1回転で進む理論上のピッチで、プロペラ羽根のねじれ角が同じであれば、4枚羽根の方が3枚羽根よりピッチは大きい。
( ) 4. 中間軸とは、プロペラ軸と主機関あるいは減速機とを連結する軸をいい、船舶機関規則などにより主要寸法が決定されるとともに、合格した規格材を使用しなければならない。
( ) 5. 油潤滑方式のプロペラ軸は、海水と接触することがないのでプロペラ軸の軸身の保護対策は必要なく、船舶機関規則などで承認された船尾管軸封装置を装備すればよい。
問3-3-6
プロペラについて記述したものである。正しいものには○、誤っているものには×をっけなさい。
( ) 1. プロペラのピッチは、プロペラが一回転して船が進む理論的な距離と同じである。
( ) 2. プロペラとは、船を推進させる推進器の総称である。
( ) 3. ピッチが同じ3枚羽根と4枚羽根のプロペラは、「ねじ」の3重ねじ4重ねじと同じであるので、プロペラが一回転して進む距離は異なる。
( ) 4. プロペラの回転方向は、船尾から船首側に見て船が前進する時の回転方向であるので、単に右回転・左回転と言うだけで良いが、船尾から見て右回転・左回転とした方が間違いなく相手に伝達できる。
( ) 5. 可変ピッチプロペラは翼角で、船を前進・後進させるのでプロペラの回転方向を指示する必要は無い。
問3-3-7
次の文章は軸系装置及びプロペラについて述べたものである。正しいものには○、誤っているものには×を( )内に記入しなさい。
( ) 1. キーレスプロペラのコーンパート部のテーパーは1/20、キー付きの場合は1/10、1/12が多用される。
( ) 2. 全通青銅スリーブを装備したプロペラ軸は第1種プロペラ軸に分類される。
( ) 3. グランドパッキン方式の船尾管軸封装置は、海水の船内流入を防止するため、パッキンは常に十分締め付けておく必要がある。