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問3-2-47

次の文章は、海水冷却方式と比較した清水冷却方式の利点について述べているが、正しいものに○、誤っているものに×を付けなさい。

( ) 1. 恒高温度での運転を継続するためピストンとライナの間隙を大きくすることができ、性能向上が計られる。

( ) 2. 恒高温冷却のため冷却損失は増すが熱効率が向上する。

( ) 3. 燃料中の硫黄に起因する硫酸腐食が少なくなり、特にピストン外周の摩耗が少なくなり耐久性が格段に向上する。

( ) 4. 海水による腐食などのトラブルが少なくなる。

( ) 5. 構造が簡単になり、恒高温冷却のため清水系統のメンテナンスが不要である。

 

問3-2-48

次の文章は冷却水系統について述べたものです。正しいものに○、誤っているものに×を付けなさい。

( ) 1. 清水冷却式中高速機関の殆どは、熱交換器の上部が清水タンクとなっており、清水注入口蓋には加圧弁が取付けられている。これは清水系統を密閉することのみが、その目的である。

( ) 2. リザーブタンクの水量は、機関運転時より停止時に増加するのが正常である。

( ) 3. ヤブスコポンプの欠陥は、水無しの空運転ではインペラを短時間で損傷してしまうので空運転が出来ない事である。

( ) 4. 渦巻きポンプは構造が簡単で安価であり、又自吸性がある為一般には清水冷却機関の清水循環ポンプとして用いられる。

( ) 5. 防錆剤は適切濃度を保つこと。但し濃度は低すぎるより高すぎる方が良いので、適正量が不明の場合は多めに投入すれば良い。

 

問3-2-49

次の文章について、正しいものに○、間違っているものに×を付けなさい。

( ) 1. ろ紙式のオイルフイルタエレメントのメツシユは、50ミクロン程度である。

( ) 2. ヤブスコポンブの水の流れ方向は、インペラの回転接線方向と逆である。

 

 

 

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