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( ) 3. プランジヤの左巻きリードとは、プランジヤを上部から見て、左回転させた時、噴射量が増加するリードの事である。

( ) 4. 静的噴射始めとは、プランジヤが上昇し、上辺がバレルの吸排油孔を塞いだ時をいう。

( ) 5. 高圧管内の残圧を適正に保つためのデリバリバルブの動く寸法を、吸い戻しストロークと言う。

 

問3-2-50

次の文章は燃料装置について述べたものである。正しいものには○、誤っているものには×を( )内に記入しなさい。

( ) 1. 油水分離器は内部に特殊なエレメントが入っており、燃料が通過するときに水分やゴミなどの不純物を遮断して底部に沈澱させるようになっており、大形の排出コックを設けた一種の燃料こし器で、内部のエレメントは一定期間使用すると効果が低下する。

( ) 2. 燃料供給ポンプは殆どの機関に設けられて、燃料ポンプに燃料を供給している。一般にフィードポンプと呼ばれ、小形機関にはベーン式ポンプが、また大形機関にはボッシュ式ポンプが多く使用されている。

( ) 3. 燃料こし器は燃料ポンプの前に機付きとして設けられており、燃料ポンプのプランジャや噴射弁などの寿命に大きな影響を及ぼす重要な装置であり、直接噴射式機関には、メッシュの細かいノッチワイヤ式やペーパエレメント式が使用されている。

( ) 4. 噴射弁の形状には、ピントル形、スロットル形およびホール形の3種類がある。このうちピントル形とホール形は副室式機関に使用され、スロットル形は直接噴射式機関に使用されている。

( ) 5. 一般に噴射圧力は副室式機関の場合12〜16MPa、直接噴射機関では20〜30MPa程度である。

 

 

 

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