(注) 太い線は主空気の流れを示す。
2・185図 空気始動装置の構成と圧縮空気の流れ
1] 空気槽 空気槽は、最高圧力2.9MPa(30kgf/cm2)始動用圧縮空気を蓄える圧力容器であり、安全法の機関規則に合格したものでなければならない。空気槽の口元には、2・187図に示すようなヘッダが取り付けられ、主弁(起動弁)の他に充気弁、安全弁、圧力計、ドレンコック、可溶栓等が設けられている。可溶栓は72〜75℃の温度で溶解する合金で造られ、タンクが熱せられ内部の圧力が異常に上昇して、タンクが破裂する前にこれが溶けて内部の高圧で飛び出し、タンクの爆発を防止している。
1] 空気槽
空気槽は、最高圧力2.9MPa(30kgf/cm2)始動用圧縮空気を蓄える圧力容器であり、安全法の機関規則に合格したものでなければならない。空気槽の口元には、2・187図に示すようなヘッダが取り付けられ、主弁(起動弁)の他に充気弁、安全弁、圧力計、ドレンコック、可溶栓等が設けられている。可溶栓は72〜75℃の温度で溶解する合金で造られ、タンクが熱せられ内部の圧力が異常に上昇して、タンクが破裂する前にこれが溶けて内部の高圧で飛び出し、タンクの爆発を防止している。
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