なお、バッテリの容量は電解液の温度によって2・183図のように変化する。即ち温度が上昇すると容量は増加し、逆に温度が下がると容量は減少する。
2・183図 容量と電解液温度との関係
4] 電解液の比重と温度 電解液の比重は、バッテリの状態を知る要素の一つであり、この比重は2・184図に示す如く電解液の温度が高いと低くなり、温度が低いと高くなるので、標準温度の20℃に換算しないと正確な比較は出来ない。
4] 電解液の比重と温度
電解液の比重は、バッテリの状態を知る要素の一つであり、この比重は2・184図に示す如く電解液の温度が高いと低くなり、温度が低いと高くなるので、標準温度の20℃に換算しないと正確な比較は出来ない。
2・184図 電解液温度と比重の関係
5] 自己放電 バッテリは、外部に仕事をしなくとも時間の経過とともに、電気エネルギを失っていく。この現象を自己放電と云う。従って使用していないバッテリも定期的に充電する必要がある。
5] 自己放電
バッテリは、外部に仕事をしなくとも時間の経過とともに、電気エネルギを失っていく。この現象を自己放電と云う。従って使用していないバッテリも定期的に充電する必要がある。
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