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2・67図 クランク軸と関連部品

 

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2・68図 クランク軸油穴

 

9) 主軸受及び主軸受キャップ

主軸受けはハンガタイプではシリンダブロックの隔壁部に、台板式では台板の隔壁部に、リブで補強したボス部を設け、主軸受キャップと共加工して内にクランク軸のジャーナル部を支える主軸受メタルを納めるハウジングである。

主軸受部へはいずれもメーンギャラリからドリルで加工された油孔から潤滑油が給油されるようになっている。主軸受キャップとは合せ面がズレないようにノックピンやインロなどで位置決めされると共に主軸受側との組み合わせ番号が打刻してある。ハウジング内面はメタル裏金との密着性を良くするため規定トルクで締め付けた状態で精密な仕上げがなされている。

 

 

 

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