問2-3-25
ハイスキュープロペラについて記述したものである。正しいものには○、誤っているものには×を付けなさい。
( ) 1. ハイスキュープロペラとは、プロペラヘの流入速度の最も小さい船体中心部をプロペラが通過する時間を半径方向に渡ってずらすようにした形状のプロペラのことである。
( ) 2. ハイスキュープロペラで溶接修理を行ってはならない所は、前進面側翼根元部から0.4Rまでのほぼ中央部付近である。
( ) 3. プロペラ起振力の要素は、ベアリングフォースが大半をしめ、サーフェースフォースはほとんど無視できる。
( ) 4. ハイスキュープロペラと普通プロペラで同一起振力であるなら、船体とプロペラ先端との隙間はハイスキュープロペラの方が小さくて良いことになる。
( ) 5. 固定ピッチ式ハイスキュープロペラが作動した時、前進時・後進時の翼面の応力分布は、普通プロペラと同じである。
問2-3-26
材料に関係したことを記述したものである。正しいものには○、誤っているものには×をつけなさい。
( ) 1. プロペラ軸の材料は、一般に鋳鋼製で主機関のクランク軸は鍛鋼製である。
( ) 2. プロペラ軸の青銅スリーブ材質は、安定した摩耗傾向が見られるCAC407(BC2)プラス5%ニッケル材が使用される。
( ) 3. 第一種プロペラ軸分装スリーブ型のスリーブ間の保護材質は、ゴム又はFRPである。
( ) 4. 船尾管軸受のブッシュ材は、水潤滑式では青銅製又は強化プラスチック、油潤滑式では鋳鉄などが主に使用されている。
( ) 5. 船尾管のゴム軸受で要求されるのは、耐摩耗性・耐水性・耐油性である。
問2-3-27
プロペラのプロペラ軸への押し込みについて記述したものである。正しいものには○、誤っているものには×をつけなさい。
( ) 1. プロペラをプロペラ軸へ押し込む時は、材料の違いによる熱膨張が異なるので、それぞれの温度を計測する必要はない。