問2-3-7
次の文章は船尾管軸受について述べたものである。正しいものには○、誤っているものには×を( )内に記入しなさい。
( ) 1. リグナムバイタは、海水に浸漬させると膨張するので、長手方向の伸び代を5%程見込む必要がある。
( ) 2. リグナムバイタは、下半分に木口面、上半分に板目を使用する。
( ) 3. ゴム軸受は、摩擦係数が大きいため、動力損失が多くなる。
( ) 4. ゴム軸受は、潤滑冷却水量が少なくても安定した性能を発揮する。
( ) 5. 潤滑油軸受の軸受材としては、一般的にホワイトメタルが使用されている。
問2-3-8
次の文章で正しいものに○、誤っているものに×を付けなさい。
( ) 1. プロベラ軸は、船尾管軸受潤滑方式により、海水潤滑方式と油潤滑方式に大別されるが、軸は一般に鍛鋼製で構造は同じである。
( ) 2. 自己給油潤滑式の中間軸受は、極低速回転時に軸受油膜形成に有利な軸受構造で、許容軸受け面圧も高くとれる利点がある。
( ) 3. 漁船、貨物船等のプロペラ羽根は、普通船尾の方向に5〜12°位傾斜している。しかし、高速艇などでは傾斜のないものや、逆に船首の方向に傾斜しているものがある。この傾きをレーキという。
( ) 4. スキュー型プロペラは、普通翼プロペラと比較し推進性能、操作性能を損なうことなく、船体振動を低減できる。できるだけ大きなスキューを採用する方が振動軽減効果が期待できるが、それを制限する要素として翼強度の問題がある。
( ) 5. ウォータジェット推進は高速性能に優れ、プロペラや舵などの突起物がないので浅瀬や網、ロープ上でも安全に航走できるが、反面、旋回性能や制動性能はプロペラ推進より劣っている。