( ) 2. コンプレッサホイールのブレードの曲り、変形、欠損、亀裂のあるものは交換する。但し、軽微な曲りはそのまま使用できる。
( ) 3. ベアリングハウジングの内径が使用限度を超えているものは、修正する。
( ) 4. O-リングや、折り曲げ座金は異常がなければ再使用できる。
( ) 5. 水冷タービンケースにおいて防食亜鉛が1/2以下になっているものは交換する。
問2-2-68
次の文章は過給装置について述べたものです。正しいものに○、誤っているものに×を付けなさい。
( ) 1. 排気タービン過給機付機関は加圧空気を押し込むものであるから、吸排気のオーバラップは無過給機関のそれより大きい。
( ) 2. 静圧過給方式は各シリンダの排気を一本の排気集合管に集め排気の脈動圧力をほぼ均整にして過給機の排気タービンの駆動力とする方式で、大型機関に多く採用されている。
( ) 3. 大気の湿度が高いと高過給機関では空気冷却器内の温度低下が大きく、大気中の水蒸気が凝縮し、大量のドレンが発生する。
( ) 4. サージング現象は低速運転中、急激に高速回転域へ調速ハンドルを操作し、急激に大きな負荷をかけた時に発生しやすい。
( ) 5. 軸流タービンは排気ガスがタービン翼の中を軸方向に流れる方式で一般に空気流量の小さい中小形機関に採用される。
問2-2-69
次の文章は過給機について述べたものである。正しいものに○、間違っているものに×を( )内に記入しなさい。
( ) 1. 過給機は排気ガスとして大気に放出されるエネルギを、回収して給気圧力を上昇させ機関出力の増大を図っている。
( ) 2. 過給の方式としては、ミニ静圧過給方式と動圧過給方式の2つがあり、構造は軸流タービン(ラジアルタービン)と幅流タービン(アキシャルタービン)の2つがある。
( ) 3. 動圧過給方式では、吸排気弁のオーバーラップを小さくして給気の排気管への逃げを小さくして効率を上げている。