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( ) 4. サージング現象はタービン側に発生する不安定な運転状態であり、タービンホイールが正転しているにもかかわらず排気ガスが逆流し、振動と大きな騒音を発生する現象をいう。

( ) 5. コンプレッサホイールのブレードの曲がりは、性能に影響するので交換する。ただし、軽微な曲がりであっても性能に影響するので、曲がりを修正する必要がある。

 

問2-2-65

次の文章は、過給について述べたものである。正しいものは○、間違っているものは×を( )内に付けなさい。

( ) 1. 現在用いられている排気タービン過給機は、輻流式と軸流式に大別される。

( ) 2. 排気タービン過給機は、機関に連結して駆動されている。

( ) 3. 過給の方式として静圧過給方式と動圧過給方式の2つの方法がある。

( ) 4. 動圧過給方式の場合は、吸排気弁のオーバーラップをOにしている。

( ) 5. 排気タービン過給機の欠点は、燃焼室周辺の温度が上昇することである。

 

問2-2-66

次の文章について、正しいものに○、間違っているものに×を付けなさい。

( ) 1. ラジアルタービンは、アキシヤルタービンに比べ小型高速機関に適している。

( ) 2. 空気冷却器内のコンデンス現象からエンジンを守る為、ドレンコックを設け、ドレンを排出するが、この時発生する給気圧力の低下は、エンジン性能に大きな影響は無い。

( ) 3. 過給機のブロワ側に発生するサージング現象は、排気抵抗が大きい場合も原因の一つである。

( ) 4. 排気温度は、吸気温度が下がると、ほぼ同じ値で下がる。

( ) 5. 排気温度が高くなる原因の一つに、空気冷却器の海水系の詰まりがある。

 

問2-2-67

次の文章は過給機の点検と整備について述べたものである。正しいものには○、間違っているものには×をつけなさい。

( ) 1. タービンブレードの曲り、変形、欠損、亀裂を点検し損傷があれば、修正せずに必ず交換すること。但し、軽微な曲りについては修正が可能である。

 

 

 

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