問2-2-32
次の文章はエンジン運動部の主要構成部品について述べているが正しいものには○、間違っているものには×を付けなさい。
( ) 1. クランク軸の曲がり計測の場合、1回転させた時のダイヤルゲージの振れ幅の1/2が曲がり量となる。
( ) 2. クランク軸の軸部に45度方向の亀裂がある場合はねじり振動による恐れがある。
( ) 3. 主軸受けメタルの摺動面は内面であり、メタルの背面の状況は点検する必要は無い。
( ) 4. ロットボルトは磁気探傷法により亀裂の有無を調査すると共に外観上の点検を行い異常が無ければ半永久的に使用できる。
( ) 5. ピストンリングの合口スキマは、そのピストンが入っていたシリンダライナヘピストンリングを押し込みスキミゲージで計測し、使用限度を超えるものは交換する。
問2-2-33
次の文章はエンジンの構成部品について述べたものです。正しいものに○、誤っているものに×を付けなさい。
( ) 1. はずみ車は電気始動機関のリンクギア取付やターニングに便利なように設けられている。
( ) 2. 高速機関では比較的振動の大きい3シリンダエンジンに1次バランサを、4シリンダエンジンに2次バランサを取り付け、捩り振動の低減を図っている。
( ) 3. 中小形高速機関のダンパはその慣性体の動きで振動エネルギーを抑え捩り振動による被害を低減させる事を目的としている。
( ) 4. 各歯車の噛合い部分の歯形背面の遊びをバックラッシュと言うが、バックラッシュが小さいと騒音(ギヤ音)が大きくなり、歯の欠損などの原因となる。
( ) 5. 機械式ガバナではエンジンの回転速度が高くなればガバナウェイトに働く遠心力は大きくなり、ガバナウェイトが開き、低くなると閉じ、ガバナスピンドルを動かし、燃料噴射量を調整し、一定の回転速度を維持する働きをする。