問2-2-28
次の文章で正しいものに○、間違っているものに×を付けなさい。
( ) 1. シリンダの点検整備において、各軸受メタルのハウジングの変形や穴部の亀裂がある場合やメタル焼付による焼損は、低温溶接やメタロックなどで補修してから使用する。
( ) 2. クランク軸の曲りは、クランク軸両端のジャーナル部をVブロックで支持し、手でクランク軸を回しながら、中央部ジャーナルの外周をダイヤルゲージで計測し振れを読み取る。曲り量はクランク軸を1回転させた時のダイヤルゲージの振れ幅の1/2である。
( ) 3. クランク軸の亀裂は、テーパキー溝部分、アームとジャーナル部またはアームとピン部の付け根部分、油孔の周囲に発生しやすいので、カラーチェックや磁気探傷法により点検する必要がある。
( ) 4. スラスト軸受はクランク軸が軸方向に移動しようとする力を受ける軸受であり、通常クランク軸には大きなスラスト力は働かないため、スラスト方向にスキマが生じないように組立てる。
( ) 5. 連接棒の小端ブッシュは内面の損傷などを点検するとともに、ブッシュが軽く回転するかどうかも点検する。ブッシュが回転しない場合は、変形などが考えられるのでブッシュを交換する。
問2-2-29
次の文章について、正しいものに○、間違っているものに×を付けなさい。
( ) 1. クランクシャフトの亀裂が45°方向に入っている場合は、捩り振動が原困の恐れがある。
( ) 2. リングトレーガを設ける理由は、リング溝の摩耗対策である。
( ) 3. クラッシュリリーフとは、クラッシュ不適による軸受端部の盛り上りを防ぐ為に設けたものである。
( ) 4. ピストンの外径は、クランク軸方向がその直角方向より大きい。
( ) 5. 両面キーストンのピストンリングは、片面キーストンよりリングスティック防止効果が大きい。