( ) 3. シリンダライナの点検は、内径摩耗量だけを注意すれば他は点検する必要はない。
( ) 4. シリンダライナの摩耗量は、使用限度内であれば真円度や円筒度について考慮する必要はない。
( ) 5. シリンダライナの内面の傷は、軽微であれば修正して使用できるが、メッキ層が剥離している場合は交換した方がよい。
問2-2-18
次の文章のうち正しいものには○、間違っているものには×を付けなさい。
( ) 1. シリンダライナ内径計測は、上下死点におけるトップリング位置とその中間の3カ所のクランク軸方向及びその直角方向を計測し、摩耗量が使用限度内であれば継続使用する。
( ) 2. シリンダライナ外周の水ジャケット面に小さな孔が出来ているもの、特に冷却水浸入の裏側に集中している場合はキャビテーションの恐れがある。
( ) 3. シリンダヘッドの触火面及び弁間、噴射弁穴、始動弁穴などはカラーチェックを行い、ヘアクラック程度の浅いものはグラインダで削り落とすか、亀裂端部を削り亀裂の進展を防止する。
( ) 4. シリンダヘッドを取り外した場合は必ず、ガスケットパッキンの再使用が可能かどうかを点検する。
( ) 5. シリンダヘッド下面(ガスケット取付面)の歪みはストレートエッジとスキミゲージにより点検する。
問2-2-19
下記の部品の点検結果、新品と交換すべきものはどれか。下記の( )中にそれらの番号を記しなさい。
1. ブッシュやメタル焼付によるハウジングの損傷がみられるシリンダ
2. 大きな力が加わらない箇所ではあるが、軽度な亀裂や腐食があるシリンダ
3. 真円度や円筒度が限度を超えてはいるが、摩耗量が使用限度内にあるシリンダライナ
4. 内周面に深い縦傷があるが、他の部分は問題のないシリンダライナ
5. 触火面および弁間にヘアクラック程度ではあるが、浅い傷のあるシリンダヘッド