問2-2-15
次の文章はエンジンの組立てについて述べたものです。正しいものに○、誤っているものに×をつけなさい。
( ) 1. オイルシールの組付けは、リップに傷をつけぬよう軸やリップにグリースを塗り、ガイドを用いて組付けるなど細心の注意が必要である。
( ) 2. 組立中にゴミが入らぬよう、特に軸受などの摺動部は部品の組付け前に清浄な洗い油で再洗浄し、きれいなウェスで拭き取り乾燥させた後、十分に油を塗布しておく。
( ) 3. ゴムパッキンを交換する場合、形状、硬さが同じであれば使用してもよい。
( ) 4. 組立中のチェックポイント(組立基準寸法、スキマ、バックラッシュ、タイミングその他)は、計測するだけではなく、必ず記録しておく。
( ) 5. ボルト、ナットのネジ部および座面には、必ず機関で使用する潤滑油を塗布してから締め付ける。
問2-2-16
次の文章はシリンダライナについて述べたものである。正しいものには○、誤っているものには×を( )内に記入しなさい。
( ) 1. ライナの摩耗量は限度内であったが、真円度が限度を超えていたので交換した。
( ) 2. ライナの内面にひどいスカッフィングを発見したが、油砥石で仕上げて再使用した。
( ) 3. ライナの摩耗の激しい箇所は、上死点におけるトップリングの位置である。
( ) 4. ライナをシリンダから取り外した時は、鍔下の付け根付近をカラーチェックし、亀裂のあるものは交換する。
( ) 5. ライナの水ジャケット面に小孔が発見されたら、サンダで削り、平滑に仕上げる。
問2-2-17
次の各問いで、正しいものに○、誤っているものには×を( )内に付けなさい。
( ) 1. シリンダライナの最大摩耗の部位は、一段的に上死点におけるトップリング位置に見られる。
( ) 2. シリンダライナの最大摩耗量がぎりぎりであっても、限度を越えていなければ交換する必要はない。