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問2-1-21

次の文章はディーゼルエンジンの燃焼について述べたものである。正しいものには○、誤っているものには×を( )内に記入しなさい。

( ) 1. 着火遅れ期間とは、噴射された燃料油粒がシリンダ内において加熱され、着火点に達するまでの期間である。この期間が短いと燃焼最高圧力は高くなり、ディーゼルノックを起こすことがある。

( ) 2. 後燃え期間とは、燃料噴射の終わりまでに燃焼し得なかった油粒が燃焼を完了するまでの期間で、この期間の大小は排気温度、熱効率に影響を及ぼす。

( ) 3. 燃料の噴射時期が早過ぎると一般に着火遅れは小さくなり、静かな運転が出来る。また噴射時期が遅過ぎると着火遅れは大きくなり、着火と同時に多量の燃料油が一時に爆発し、ディーゼルノックを生ずる。

( ) 4. 硫黄分を多く含む燃料を使用すると、着火性が悪く後燃え期間が長くなり排気温度も高くなる。

( ) 5. 燃料噴射弁からのあとだれは、後燃えに影響を与え、後燃え期間が長くなり排気色が悪化し排気温度も高くなる。

 

問2-1-22

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