問2-1-16
次の文章は、ディーゼル機関の燃焼に関して述べているが、正しいものに○、誤っているものに×を付けなさい。
( ) 1. 一般に圧縮温度が十分でない時に噴射を始めると、着火遅れが短く、着火と同時に多量の油が一時に爆発することにより出力増加が可能となる。
( ) 2. 爆発的燃焼期間の後に噴射された油粒は噴射後直ちに引火燃焼を行う。この期間の燃焼は噴射量を制御する事により燃焼の長短を変えられるので制御燃焼期間と呼ぶ。
( ) 3. 着火遅れ期間とは、噴射された油粒がシリンダ内において加熱され、燃焼が終わるまでの期間である。
( ) 4. ディーゼル機関において燃焼が正常に行われているときの燃焼は、着火遅れ期間、爆発的燃焼期間、制御燃焼期間および後燃え期間の4段階に分けて考えられる。
( ) 5. 燃料噴射時期はシリンダ内の圧縮終わりの温度に影響を与え、これによって着火遅れの大小が左右される。
問2-1-17
4サイクルディーゼルエンジンの燃焼について正しいものに○、誤っているものには×を( )内に付けなさい。
( ) 1. 噴射始めから着火までを着火遅れと呼び、この期間の大小が燃焼最高圧力に影響を与える。
( ) 2. 噴射された油粒の大きさは、着火遅れに影響を与えない。
( ) 3. 制御燃焼期間は、噴射量を制御することにより燃焼の長短を変えられる期間をいう。
( ) 4. 後燃え期間の大小は、機関性能に影響を与えない。
( ) 5. 熱効率、最高圧力および排気温度等に大きく影響を与えるのは、着火遅れと後燃え期間である。