2) 引出線
穴の寸法などを示す時に用いられる。この引出線は4・12図に示すように水平に対し60°とし引出される方に矢印をつけ、反対側の寸法数字を記入する側を水平とする。
3) 寸法に付記される記号
1] φ(マル)…丸い物、孔の直径に用いられる。
2] □(カク)…材料が正方形の時に用いられる。
3] R(アール)…材料の半径、製品の曲がりの半径を表わす。
4] t(ティ)…材料の厚さを表わす。
5] 球…材料のある部分が球面である時に用いられる。例、φ450球=直径450の球面
6] C…面とり記号。これは45°面とりに限り用いられ45°以外の面取りは4・13図のように深さ×角度で示す。
※ 2Cは面とり角45°深さ2mmを示す。
7] 弧の長さを示すには4・14図のように示し、寸法線は弧と同心の円弧として示す。
8] 弦の長さは4・15図のように弦に平行な寸法で示す。