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又シールはメカニカルシールにより海水をシールし、オイルシールによりスラスト軸受け内の潤滑油をシールしている。インペラにより吸い込まれた海水はディフューザを通りノズルにより絞られてジェット噴流として後方に放出され、その反動推力で船は前に進む。又水流の方向はステアリングノズルにより左右連続的に変えられる。ステアリングノズルは操舵用油圧シリンダによって1]を支点にして左右に方向を動かす事ができる。いわゆる舵の役目をしている。リバースバケット(リバーシングダクト)は前後進切換用油圧シリンダにより2]を支点にして上下方向に動き、一番下に下ろす事により水流を逆方向にすることが出来るため船は後進する。又中間の位置にすれば水流は前後にバランスして中立の状態となる。いわゆるクラッチ逆転機の役目をしている。3・77図に示すリバースバケットは分流型である。インテークホークはレバーにより3]を支点にして、下方に動かす事が出来る。従ってインテークスクリーンに詰まったごみを掃除することが出来る。

 

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3・77図 断面図

 

6.4 操縦装置

操縦装置の一例を3・78図に示す。船の方向はオービットロール(ハンドル)でプロペラ船同様操船出来る。ハンドルを回すことによりウオータジェットに取り付けられている操舵用油圧シリンダを動かし、ステアリングノズルの方向を左右連続的に動かすことが出き、ジェット水流の方向を変えることにより船の方向が変わる。

 

 

 

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