又前進後進の操作も同様にリモコンスタンドのハンドルを前進、中立、後進の位置に動かすことによりウオータジェットに取り付けられている前後進切換用油圧シリンダを動かし、リバースバケットを上下させることによりできる。リバースバケットを持ち上げた状態ではノズルからジェット水流はそのまま後方に出るので船は前進する。逆に下に下ろした場合にはジェット水流はリバースバケットにより前方に出るので船は後進する。中間の位置では水流が前後にバランスして中立(ゼロスピード)の状態になる。
3・78図 1機1軸の操縦システムの例
操船要領(ステアリングノズル、リバースバケットの状態と船の進む方向)については3・79図にその概略を図解する。
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