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K1:3・8表に掲げる係数…

To:材料の規格最小引張強さ(kgf/mm2)。ただし、規格最小強さが100kgf/mm2を超える鍛鋼品にあっては、100kgf/mm2とする。

da:軸が中空である場合のその実際の外径(mm)

di:軸が中空である場合のその内径(mm)

 

3・7表 F1の値

252-1.gif

備考 滑り継手とは、流体継手、電磁継手又はこれらと同等の継手をいう。

 

3・8表 K1の値

252-2.gif

備考1.キー溝端から中間軸の径の0.2倍以上離れた範囲については、K1を1.0とする軸の径まで減じて差し支えない。また、キー溝底の横断面のすみ肉半径は、中間軸の径の0.0125倍以上とする。

2.穴の径は、中間軸の径の0.3倍以下とする。

3.スプライン形状は、JISB1601「角形スプライン」に適合するもの又はこれと同等のものであること。

4.スロットの長さは、1.4d以下、また、幅は、0.2d以下とする。この場合において、dはK1を1.0として算定した軸の径とする。

 

(2) 平水区域を航行区域とする船舶の中間軸の径については、(1)の算式においてF1を95として算定した値として差し支えない。

(3) 船尾管内にある中間軸であって、第1種プロペラ軸と同等の耐蝕性を有するものの径は、3)(1)の算式においてK2を1.15(第1種プロペラ軸として承認された析出硬化系ステンレス鋼製のものにあっては、0.94)として算定したプロペラ軸の径、その他のものの径は、軸の材料が炭素鋼鍛鋼品又は低合金鋼鍛鋼品であるものにあっては3)(1)の算式においてK2を1.21(オーステナイト系ステンレス鋼にあっては、1.16)として算定したプロペラ軸の所要径以上の値であること。

(4) 平水区域を航行区域とする船舶の船尾管内にある中間軸の径については、(2)の規定により算出した径の8%までの値を減少して差し支えない。

 

 

 

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