3・35図 プロペラ各部の名称
1) プロペラ直径 プロペラ直径とは、プロペラが1回転した時、羽根の先端が描く円の直径である。 実際のプロペラ直径を計測するには1つの羽根の軸中心から羽根最先端の長さRを計測し、2R=Dをもって直径とする。3・36図に示す。
1) プロペラ直径
プロペラ直径とは、プロペラが1回転した時、羽根の先端が描く円の直径である。
実際のプロペラ直径を計測するには1つの羽根の軸中心から羽根最先端の長さRを計測し、2R=Dをもって直径とする。3・36図に示す。
3・36図 プロペラ直径
3・37図 ボルトナットピッチ
2) プロペラピッチ 3・37図に示すようにボルトとナットの場合は、ボルトを固定しナットを1回転させたとき、ナットの進んだ距離がピッチである。プロペラは水中で回転するものであるから、このようにはっきりとはわからない。しかし、もしプロペラが流体中で回転する代りに、固体中で回転したとすれば、1回転する毎に進むと考えられる距離をやはりピッチと名付ける。3・38図に示すようにプロペラピッチはプロペラ羽根のねじれ角度によってプロペラの1回転で進む理論上のピッチである。普通のボルトのねじ山は1重ねじであるがプロペラの場合3枚羽根は3重ねじ、4枚羽根は4重ねじに相当する。
2) プロペラピッチ
3・37図に示すようにボルトとナットの場合は、ボルトを固定しナットを1回転させたとき、ナットの進んだ距離がピッチである。プロペラは水中で回転するものであるから、このようにはっきりとはわからない。しかし、もしプロペラが流体中で回転する代りに、固体中で回転したとすれば、1回転する毎に進むと考えられる距離をやはりピッチと名付ける。3・38図に示すようにプロペラピッチはプロペラ羽根のねじれ角度によってプロペラの1回転で進む理論上のピッチである。普通のボルトのねじ山は1重ねじであるがプロペラの場合3枚羽根は3重ねじ、4枚羽根は4重ねじに相当する。
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