(a) 回転軸およびタービン翼
回転軸には、タービン翼が固定されていて、翼は600℃〜700℃の高いガス温度と高い回転数によって発生する遠心応力を受ける。したがって、回転部分は十分な動的バランスが取ってある。
軸受部へのガスの流入、および潤滑油の吸出しを防止するため軸上には、油切リング、および気密ラビリンスを置き、ラビリンス中央部へ送風機より高圧空気を導く構造となっている。
(b) 空気入口
布と金網を重ねたコシ網製のフェルト形、耐蝕性金属を重ねた金網形と、径および長さが10mm程度の金属又はプラスチック製円筒を数多く詰合わせた金環形フィルタ等が取付けてある。