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2・124図 スターティングモータ系統図

 

(b) 点検と整備

(1) 無負荷特性テスト

スタータ単体で所定のバッテリを使用し、2・125図のように結線して、無負荷で回転速度と電流を測定し、基準値内にあればよい。

回転速度の不足や過大電流は機械的摩擦抵抗が大きく、電流が少なく回転速度が不足するものはブラシ、コンミテータおよびハンダ付け部の接触不良や断線などがある。

 

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2・125図 無負荷特性テスト

 

(ii) マグネチックスイッチ

1] 吸引テスト

2・126図のようにバッテリを接続した時にプランジャが吸引され、ピニオンが飛び出せばシリースコイルは正常である。但し10秒間以上の連続通電はしないこと。

 

 

 

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