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18. 船尾管軸受へのプロペラ軸の挿入について、正しいものに○をつけなさい。

( ) 1. プロペラ軸を船尾管軸受に挿入する際、リグナムバイタ支面材にグリースを塗布すると、冷却水を注水した時冷却水にグリースが混入してリグナムバイター支面材の軸受性能が低下する。

( ) 2. ゴム軸受の場合、プロペラ軸を船尾管軸受に挿入する時、ゴム軸受に中性洗剤を塗布するとゴム軸受の損傷に有効である。

( ) 3. 油潤滑軸受の場合、プロペラ軸を船尾管軸受に挿入する時、軸受面の油などを拭き取ってから、挿入する。

( ) 4. 可変ピッチプロペラ装置の場合、一般にプロペラ軸は船首側から船尾管軸受に挿入する。

 

19. 軸径が340mmのプロペラ軸に、深さ2.8mm、幅0.5mmの傷が全円周にわたってある場合、この傷は修正できるかどうか○をつけて答えなさい。また、その根拠も書きなさい。ただし、機関規則による要求軸径は335.0mmである。

・修正が ( できる できない )

・根拠:

 

20. 次の文章は海水潤滑船尾管軸受について述べたものである。正しいものに○を付けなさい。

( ) 1. リグナムバイタは繊維が緻密で、自己潤滑製に優れた軸受材である。比重が約1.2で海水に沈み、のこぎりで容易に切ることができる。

( ) 2. リグナムバイタは、海水に侵漬すると膨脹するので、装てん時長手方向に伸びしろを軸受全長の2%程度見込む必要がある。

( ) 3. プロペラ軸スリーブの材質としてBC2+0.5%Niがリグナムバイタとの適合性が最も優れている。

( ) 4. ゴム軸受は、水中でのゴムの膨潤により軸受間げきが少なくなることがあるので、適正軸受間げきを十分保つ必要がある。

( ) 5. ゴム軸受は、軸周速度が速くなるにしたがって摩擦係数が大きくなる傾向がある。

 

 

 

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