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10. 次の文章は、下図の1,000kW(1,360PS)×380min-1(rpm)機関の舶用特性曲線ついて述べたものである。正しいものに○を付けなさい。

( ) 1. 曲線1]は標準プロペラ特性曲線で、エンジンメーカの陸上公試運転はこの曲線上に各負荷(25%、50%、75%、85%、100%等)の機関出力と回転数の交点を求め行われる。

( ) 2. 曲線2]は標準プロペラ特性曲線で、エンジンメーカの陸上公試運転はこの曲線上に各負荷(25%、50%、75%、85%、100%等)の機関出力と回転数の交点を求め行われる。

( ) 3. 平面上の作動点◎{672kW(914PS)×345min-1(rpm)}は標準プロペラ特性曲線の右側のトルクリッチ域にあり良好な運転状態とは云えない。

( ) 4. (A)域は標準プロペラ特性曲線の右側のトルクプアー域で、通常航海はこの域で運転すればプロペラマージンもあり良好な運転状態が得られる。

( ) 5. 通常、貨物船の新造時の海上公試運転は満船状態の運転は難しくバラストを張り、シーマージンも考慮して曲線4](プロペラマージン+4%)の右側で機関出力と回転数を決め計画される。

 

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