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11. 次の文章は、下図の1,000kW(1,360PS)×380min-1(rpm)機関の陸上公試運転の性能曲線である。正しいものに○を付けなさい。

( ) 1. beは燃料消費率の曲線で50%付近からから負荷を上昇させるに従って少しづつ下がり100%の時が最低となる。

( ) 2. Psは給気圧力の曲線で負荷が上昇するに従って上昇して行くが、負荷75%を超える当たりから勾配が急になり出しており、過給機の性能は高負荷になるほど効率が上がっていることが判る。

( ) 3. Ntは過給機回転数の曲線であるが、給気圧力と同様に高負荷になるほど効率が上がるため回転数の勾配も急になっている。

( ) 4. Te1はシリンダ出口の排気ガス温度であり負荷が上昇するに従ってほぼ直線的に上昇している。Te2は過給機入口排気ガス温度でありシリンダ出口に比例して負荷上昇に従いほぼ直線的に上昇している。

( ) 5. Pmaxはシリンダ内最高圧力の曲線であり、過給機回転数の曲線と同様に負荷が上昇するに従い上がって行くが負荷100%付近では75%から85%と比較するとやや下がり勾配となっている。

 

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