16. 次の文章は、主軸受メタルとクランクピンメタルの整備インターバルの決めかたについて述べているが、正しいもの1つに○を付けなさい。
( ) 1. 主軸受けメタルは、メーカの指定する耐用時間がメンテナンスインターバルの上限となる。
( ) 2. 使用条件によって、メタルのオバーレイの摩耗、ヘヤークラックの発生等の状況は異なる。
( ) 3. ケルメットメタルやアルミメタルはゴミを嫌わないので、メタル材として最適である。
( ) 4. 交換のインターバルは、メーカの指定する耐用時間を守れば良いので、機関の傾向を把握する必要は無い。
17. 下記の整備項目は1ヶ月、6ヶ月、1年毎のいずれの時期に保守点検しますか( ) 内に記入しなさい。
1] 噴射時期の保守点検 ( )
2] 防食亜鉛の点検及び交換 ( )
3] 機関台、据え付けボルトの点検 ( )
4] 吸排気弁のバルブクリアランス ( )
5] 潤滑油の汚れ、劣化、アルカリ価の点検 ( )
18. 年間約4000時間稼働する主機関を1年後初めて解放したが、各部の状況は下記の通りであった。
部品の交換又は、原因を調査する必要があるものを1つ選びなさい
( ) 1. 摩耗限度1.0mmのシリンダライナであるが、内径を計測した結果、摩耗率は1000時間当たり0.04mmであった。
( ) 2. クランクメタルはケルメットメタルであるが、下メタルのオーバーレイが中央部で表面積の約1/5薄くなり始めていた。
( ) 3. 排気弁は今回初めて解放したが、弁棒とガイドのスキマは0.4mmであった。この機関の弁棒とガイドのスキマ限度は0.45mmである。
( ) 4. ピストンリングとリング溝のスキマは解放時0.15mmであった。この機関の同部のスキマ限度は0.3mmである。