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補・68図

 

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補・69図

 

3] 化学作用

水の電気分解や、電気メッキでおなじみの作用である。補・70図のように、食塩水に2枚の極板を入れて電池の両端につなぐと、食塩水はプラスの電気を持つナトリウムイオンとマイナスの電気を持つ塩素イオンに電離し、プラスの極板ではマイナス塩素イオンがひかれ、電気を失って塩素ガスが、マイナスの極板ではプラスのナトリウムイオンがひかれ、水酸化ナトリウムとなり、余った水素がガスとして出て行く。

 

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補・70図

 

12) 電力

電源から出た電荷は、高いエネルギを持っている。この電荷は、電流として回路を動き、色々な形でエネルギを放出し、エネルギを低くして電源に戻る。電気が、熱、光、力と云うように、色々な仕事をしてくれるのはこのためである。電気は、一般に一秒間にする仕事のことを、仕事率と云う。

 

 

 

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