c. 木の丸・恵蘇八幡宮周辺 木の丸・恵蘇八幡宮周辺は、筑後川の山田堰に隣接した小山であるが、杷木町側の山から見ると、筑後川に向かって突き出た位置にある。古生代の筑後変成岩に属する岩山であるが、地形や地質等から判断すると、度重なる河川の氾濫のときにも流路が変わらず、昔から流路と小山の位置関係が不変であったと思われる。社付近から間近で川の流れが鑑賞できるという特徴を持っており、おそらく現在もいにしえの人々が見た風景と、構図的にあまり変わりない風景を見ることができていると思われる。
c. 木の丸・恵蘇八幡宮周辺
木の丸・恵蘇八幡宮周辺は、筑後川の山田堰に隣接した小山であるが、杷木町側の山から見ると、筑後川に向かって突き出た位置にある。古生代の筑後変成岩に属する岩山であるが、地形や地質等から判断すると、度重なる河川の氾濫のときにも流路が変わらず、昔から流路と小山の位置関係が不変であったと思われる。社付近から間近で川の流れが鑑賞できるという特徴を持っており、おそらく現在もいにしえの人々が見た風景と、構図的にあまり変わりない風景を見ることができていると思われる。
写真2-17 恵蘇八幡宮正面
写真2-18 木の丸殿跡入口
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