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このため、他の陶磁器生産地とは明らかに異なる生産現場の見学サービスや事業所での直売サービス、本格的な作陶教室の開催など、駄知地区の魅力形成に努める必要がある。

当該地区に観光客を誘導するためには、本市で最も集客力のある「どんぶり会館」への来館者の誘導を第一に考える必要がある。そのためには、どんぶり会館での当該地区の情報案内、どんぶり会館から当該地区に至るルート整備などを進める必要がある。また、当該地区内での回遊ルートの設定とルート上での景観計画・環境整備を併せて進める必要がある。

 

●観光客の受け入れのためのサービスの強化

・定期的なイベントの開催

(どんぶり祭り、新製品展示会、料理メニュー開発などのイベント)

・民間文化サロンの活性化(勉強会、音楽会などの定期開催など)

・窯元見学など、事業所での受け入れ体制の整備

・本格的な作陶教室の開催

●どんぶり会館から駄知地区への観光客の誘致

・どんぶり会館などからの回遊ルートの設定

・サイン、案内板の設置(道案内、史跡などの案内板)

・どんぶり会館への駄知地区案内パンフレットの設置

・どんぶり会館情報サービス端末の設置

●駄知地区での環境整備

・保存すべき施設、建造物調査

・保存、改修事業の推進

(歴史的建造物の保存、河川手すりの陶器によるデザイン化、潤いのある護岸改修、建物景観の調和など)

・回遊ルートの設定と歩行者優先化

・集客拠点の整備(共同ショップ直売所、軽飲食、駐車場、情報案内)

・観光客受け入れ事業所の統一デザインによる看板設置

・街中での休息スペースの設置

・街角ギャラリーの充実

 

 

 

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