イ 中心市街地の区域
中心市街地の区域は、本市の中心としての役割を果たしている市街地において、機能的な都市活動の確保や経済活動の維持が難しくなってきており、市街地の整備や商業などの活性化を一体的に進めることが必要とされている区域が設定されている。
区域:南側(土岐川左岸)、北側(久尻川)、東西(鉄道の踏切が位置する街路)
※詳細な区域は、本報告書104ページの「泉地区まちづくり方針図(検討案)」に図示。
ウ 活性化まちづくりの基本方針
●魅力ある“にぎわい”生活・交通拠点づくり
・イベント開催などによる街なかでの「にぎわい」演出
・商業地としての機能強化
●街なかでの快適性の高い“ふれあい”憩い空間づくり
・滞留性を高める街なかの憩い空間づくり
・歩いて楽しい空間づくり・景観形成
●来街性・回遊性の高い総合交通的な“ふれあい”ネットワークづくり
・駅周辺などにおける歩行者交通導線の改善
(南北市街地の歩行者などのアクセス性強化)
・水と緑のネットワークの形成
●地域の資源を活がした“ぬくもり”ある土岐の顔づくり
・美濃焼文化を活かした街並み・商店街づくり
(「やきもの」展示のミニスポットづくり、市街地整備における陶磁器素材の活用など)
●“ホット”な気持ち伝わるまちづくり活動の環境づくり
・商業者や住民の「まちづくり」への主体的な取組
エ 中心市街地活性化の方策
市街地活性化に向けての基本方針を踏まえ、今後10年以内の事業化に向けて取り組む産業観光振興に関連した方策は、以下に示すようなものである。
(ア) 市街地の整備改善に関する計画
・土岐市駅南口地区再整備
・土岐市駅北口地区の機能充実
・シンボルロード整備
・駐車場の配置案内システムの整備
・(仮称)まちづくり情報センターの設置