(イ) 商業等の活性化に関する計画
・空き店舗などの活用
・街角ギャラリーの再整備
・情報収集・発信
・商業活動に密着した各種イベントの充実、新規開催
(ウ) 一体的に推進するその他事業に関する計画
・レンタサイクル事業
・観光客の来訪促進
・街なか案内板の設置
・駅前地区景観形成
オ 事業の進捗状況
住民による主体的な取組である街角ミュージアム事業が駄知地区で展開されているほか、市内の主要な公共施設や街角への陶彫展優秀作品の設置などが行われている。
中心市街地においては、タウンマネージメント機関(TMO/Town Management Organization)の設立が検討されており、今後、住民の主体的な取組による、陶磁器産地にふさわしい都市景観の創出が、期待される。
(4) 下石産業観光振興事業調査書
(日本とっくり村整備事業計画書 産業観光テーマルート研究会)
本調査書は、下石地区での観光振興、交流の拡大を目的とし、「国際陶磁器テーマパーク」と「どんぶり会館」の拠点施設を活かし、両施設機能を補完する「日本とっくり村」を創出し、国際博覧会の岐阜県の玄関口としての機能を下石地区が担うことを目的として策定されたものである。
ア 提案された計画内容
消費者と生産者を結ぶ場所として下石地区を育成し、下石地区の陶磁器産業の振興を図るものとし、下記の事業が提案されている。
●工房(ファクトリー)、展示(ミュージアム)、販売(ショップ)、飲食(レストラン)、街づくり(ストリート)、象徴(シンボル)機能の強化
●拠点、サブ拠点の整備と地区全体の環境整備を提案
イ 事業スケジュール
平成9年より、下石どえらあええ陶器まつりが毎年秋に開催されているが、それ以外には、現時点で事業は具体化していない。