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図表2-9 工業の推移

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出所)事業所統計

 

(4) サービス産業

商業は、商店数78軒、従業者数334人、販売額78億4,000万円である(平成9年)。昭和57年からの推移では、商店数は概ね横這い、従業者数は年による変動が大きい。販売額は昭和63年(52億6,100万円)から平成3年(37億6,300万円)にかけて減少を見たが、以降、対前年比30〜60%増の大幅増を呈している。

町の商業中心は小淵沢駅前の商店街(40軒)にあるが、商圏人口は大型店のある韮崎市や長野県富士見町に流出しており、日用品の地元購買率は16%に留まっている。商店街では後継者難から空・準空店舗が増えており、町のエントランス・ゾーンの衰退を招いている。しかし、一方、小淵沢駅を利用する観光客からは中央本線と小海線の接続待ちの時問(最大約1時間)を利用した駅周辺での立ち寄りニーズがあり、商業と観光の必然性が高まっている。

町のサービス産業を実質牽引しているのは、ペンション等宿泊業(ホテル・旅館4軒、ペンション組合加入24軒、民宿組合加入10軒)である。バブル崩壊以降、宿泊客の減少や料金の値下げなどにより、経営面では良好な状態とは言えないが、固定客の確保はじめ、各種イベント、体験プログラムの企画・運営を担っており、観光・リゾート立町小淵沢の根幹を支えている。

観光関連消費額は、宿泊客単価10,000円、日帰り客単価3,000円として、約60億円程度あるものと推察され、小淵沢町においては重要な産業として位置づけられる。

 

 

 

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